介護福祉士実技試験・・あれからもう一年。

　早いモンやね。

　特養に働いてる後輩みんな、筆記に受かったとのことで。みんなおめでとう。

　で今日は夜勤明けやけど、その実技試験の講習会を施設で行うてことで手伝いに。

　いやぁ、ホンマにあのときの緊張感が蘇るっていうか。みんなの緊張がまったく手にとるようにわかるね。俺も去年はあんなんやったんやろうなぁ。

　オレは試験官役とタイムキーパーをさせてもらいましたが、もうみんなボロが出るわ出るわ。

　でも、これでいいんよね。どこが悪いのかを理解して、実際の試験に生きる様にね。今のうちに膿は思い切り出し切った方が良い。

　みんな、オレよりも理解力に長けてるからしっかり吸収してると思う。だから正直言って心配もしてない。

　今思うに、あくまでオレの感覚でいわしてもらうねんけどね、「あんまり最初っから完璧は求めない方がいい」ような気がするねん。完ぺき主義のオレなんやけどな、普段は。

　・・というのは、最初っから完璧を求めすぎて問題読んで完璧なシミュレーションして100％自分の身体に詰め込んでしまうと、たとえばモデルさんの動き方とかに予想外なことがあると、せっかくシミュレーションしたことがぶっ壊れてしまうような気もするんよ。

　俺自身の仕事やとかなんでもそうだとは思うけど、「7、8割がたできる」って思っていったほうがいいと思う。腹八分目に、って感じで。

　あとの2割3割で余裕が出来るからモデルさんやなにかものを使う時の場所の確認とか、もしくは試験そのものの自分の動きに気を配っていった方がいいと思う。・・わかるかな〜〜オレの感覚。

　まぁ、あとは実際これはオレがやってみようと思ったのは、「ゆっくり声かけしていくこと」。
　

　これね、すっごい効果あったと思う。ゆっくり声かけすることで「次はこうやな、ああやな」って考えながら受けることができたからね。

　まぁあわてんな、ってことですけどね。

　ここ最近、どこもそうだろうけど、難しいケースがあったりするわけでしょ？それをみんな、アイデア、想像力を駆使してこなしていってるでしょ？だから、自信持っていいと思いますよ？

　「こんな難しい仕事をできてるんだから、俺らは大丈夫だ！」って思っていくといいんじゃないですかね？

　とにかく、実技試験を受けられる皆様のご健闘を心よりお祈りしております。